佛隆寺について
宇陀市榛原にある真言宗室生派寺院。
平安時代前期、弘法大師空海の高弟・賢恵の創建と伝わる。室生寺の南門として、本寺と末寺の関係にある。空海が唐より持ち帰った最古の茶を栽培したといわれ、大和茶発祥の地とされる。彼岸の頃には約200段もの石段の両側をヒガンバナの花が埋め尽くす、花の寺。本尊として、聖徳太子作と伝わる十一面観音を本堂に安置する。また、境内奥には開祖賢恵の墓とされる石室が保存されており、重要文化財に指定されている。
【千年桜】
参道の石段には、威勢よく枝を張った桜の巨樹がある。樹齢900年以上といわれ県下最古の桜。「千年桜」と呼ばれる。4月中旬~下旬、満開を迎えるころにはライトアップが行われ、夜桜を楽しむこともできる。
付帯情報
交通案内 | 最寄り駅からの交通 近鉄 榛原駅より 奈良交通 曽爾、神末、上内牧行きバス「高井」下車 徒歩30分 |
MAP | 大きな地図で見る |
駐車場情報 | 無料駐車場あり |
車椅子による見学 | 石段を避けるルートあり ※ただし傾斜きつい |
拝観・開館時間 | 09:00~16:30 |
見学所要時間 | 30分 |
休日・休館 | |
料金 | 200円 (本堂拝観は別途300円) |
備考 |