佛隆寺について

宇陀市榛原にある真言宗室生派寺院。

平安時代前期、弘法大師空海の高弟・賢恵の創建と伝わる。室生寺の南門として、本寺と末寺の関係にある。空海が唐より持ち帰った最古の茶を栽培したといわれ、大和茶発祥の地とされる。彼岸の頃には約200段もの石段の両側をヒガンバナの花が埋め尽くす、花の寺。本尊として、聖徳太子作と伝わる十一面観音を本堂に安置する。また、境内奥には開祖賢恵の墓とされる石室が保存されており、重要文化財に指定されている。

【千年桜】

参道の石段には、威勢よく枝を張った桜の巨樹がある。樹齢900年以上といわれ県下最古の桜。「千年桜」と呼ばれる。4月中旬~下旬、満開を迎えるころにはライトアップが行われ、夜桜を楽しむこともできる。


正式名称 佛隆寺
宗派 真言宗室生寺派
本尊 十一面観音
所在地 宇陀市榛原赤埴1684
電話番号 0745-82-2457(宇陀市商工観光課)
公式サイト

付帯情報

交通案内 最寄り駅からの交通
近鉄 榛原駅より
奈良交通 曽爾、神末、上内牧行きバス「高井」下車 徒歩30分
MAP
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駐車場情報 無料駐車場あり
車椅子による見学 石段を避けるルートあり ※ただし傾斜きつい
拝観・開館時間 09:00~16:30
見学所要時間 30分
休日・休館
料金 200円 (本堂拝観は別途300円)
備考