こんにちは!奈良観光ガイドです。

今回は、2019年秋に行われる奈良市内の寺社の特別拝観情報をいくつかご紹介します。

 

【興福寺】

・興福寺国宝特別公開2019 10月17日~11月10日 09時00分~17時00分(最終入場16:45)

※10月17日は13時頃より法要のため入場規制(1時間程度)

西国三十三所観音霊場第9番札所、南円堂の内部と本尊不空羂索観音菩薩坐像と四天王立像(ともに国宝)の拝観ができます。

南円堂は通常年にわずか1日、10月17日だけの開扉のところ、2019年は特別ロングラン公開となります!

南円堂と北円堂の同時公開は非常に貴重な機会ですので、是非お越しください!

【東大寺】

・僧形八幡神像(国宝)特別公開 10月5日

東大寺では転害会法要に合わせて毎年10月5日に勧進所八幡殿が特別開扉されます。

堂内の僧形八幡神像は鎌倉時代の作で国宝です。

 

・公慶上人坐像(国宝)特別公開 10月5日

こちらも転害会に合わせた勧進所公慶堂の特別開扉です。

公慶上人像は江戸時代作の重文で、毎年4月12日と10月5日に特別公開となります。

 

・良弁上人坐像(国宝)特別公開 12月16日

東大寺の開山・良弁上人の命日である12月16日、開山堂が特別開扉されます。

良弁上人坐像は平安時代作の国宝です。

 

・執金剛神立像(国宝)特別公開 12月16日

良弁忌には東大寺法華堂の秘仏・執金剛神像が特別公開されます。

平将門の乱を平定したとの伝説も伝わる勇ましい秘仏です。

 

【唐招提寺】

・礼堂特別公開 10月21日~23日

礼堂内で金亀舎利塔(国宝)や釈迦如来立像(重文)などが拝観出来ます。

 

【西大寺】

・愛染明王坐像、聚宝館特別開館 10月25日~11月15日

秘仏・愛染明王は鎌倉時代作の重要文化財です。

 

【法華寺】

・十一面観音立像特別公開 10月25日~11月14日

本尊・十一面観音は平安時代のものとされる国宝です。

光明皇后がモデルとされる平城京随一の美仏です。