平山郁夫画伯の大壁画の特別公開です。
二十年に一度、普段は足を踏み入れられない特別な場所から国宝御本殿を間近で拝観いただけます
開山忌にあわせて御影堂鑑真和上のお厨子が開かれます。
国宝・鑑真和上坐像は奈良時代に作られた、日本最古の肖像彫刻とされていて、
毎年、この期間だけの特別公開となっています。
また、それに合わせ東山魁夷画伯奉納の障壁画も特別公開されます。
伎芸天像の有名な秋篠寺には、明王の総帥・大元帥明王が出現されたという伝説があり、年に1日だけ秘仏大元帥明王像が特別開扉されます。
興福寺北円堂は、元明太上天皇と元正天皇が藤原不比等の菩提を弔うためのお堂として創建されました。
現在のものは鎌倉時代(1210年)の再建で、国宝に指定されています。
堂内には、仏師・運慶の作である弥勒如来像、無著・世親像などの国宝仏が安置されています。
北円堂は毎年春と秋に特別開扉されますが、今年は夏期も開扉されます。
春秋の特別開扉とは時間が異なりますのでご注意ください。
鎌倉時代に「造東大寺大勧進」として大仏殿をはじめ東大寺の伽藍を復興され86歳でその生涯を終えられた俊乗房重源上人の御忌にあたる法要。
この日は俊乗堂が特別公開され、国宝・俊乗上人坐像や、快慶作と伝わる阿弥陀如来像を拝むことが出来る。
奈良国立博物館の開館120年記念特別展示
「裸のお地蔵さん」として知られる秘仏地蔵菩薩立像が特別開扉されます。
大仏様の前に茅草で作った約2mもの茅の輪が設けられ、東大寺の僧侶がこれをくぐり夏越しを祈る法要が行われます。
7月始めに大仏殿内霊名所で予め申し込んでおくと(1口1000円以上)この日の法要で祈願されたお札を送ってもらえます。
また、この日は法要後、大仏殿内に設置された茅の輪をくぐって参拝することができます。
東大寺の北側にある五劫院では、重源上人が宋から請来したと伝わるご本尊の五劫思椎阿弥陀仏坐像(重文)が特別開帳。
「劫」とは非常に長い時間を表し、気の遠くなるほど長時間考え続けたお姿がアフロヘアーのように見える仏様です。