鎌倉時代に「造東大寺大勧進」として大仏殿をはじめ東大寺の伽藍を復興され86歳でその生涯を終えられた俊乗房重源上人の御忌にあたる法要。
この日は俊乗堂が特別公開され、国宝・俊乗上人坐像や、快慶作と伝わる阿弥陀如来像を拝むことが出来る。
「裸のお地蔵さん」として知られる秘仏地蔵菩薩立像が特別開扉されます。
120人程の僧侶や関係者が二月堂の湯屋で身を清め、年に一度の大仏さまの御身を浄める行事「お身拭い」を始めます。
そのあと、大仏殿の消防設備の放水訓練も行われます。
西国9番札所、南円堂の内部と本尊不空羂索観音と四天王像(ともに国宝)の拝観ができます。(拝観受付締切16:45)
交通:JR奈良駅から徒歩15分/近鉄奈良駅から徒歩5分
一年間仏様につもった埃を払います
白鳳期を代表する国宝の「仏頭」が80年ぶりに東金堂に戻られています
展示していた国宝館が耐震改修工事で一年間休館するため
薬師坊より鬼が松明を振り回しながら暴れまわる。
帝釈天が鬼を追い払う。
昭和56年(1981)に再建された西塔には、東塔と同じく釈迦八相のうち後半の四相(果相)にあたる諸像が安置されています。もともとは、塑像の形でお祀りされていましたが、享禄の兵火で西塔と供に焼失してしまいました。
現在は彫刻家で文化勲章受章者の中村晋也氏によって、平成27年6月に新たに奉納された群像形式の釈迦八相像が祀られています。
東大寺二月堂修二会中に行われる『だったん』。火天と水天に扮した練行衆が須弥壇の周りを回り、跳ねながら大きな松明を何度も突き出す所作をします。
この時、練行衆が被る帽子を『だったん帽』と言います。修二会が満行を迎えた15日、このだったん帽を子供に被せて健康を祈願する、『だったん帽いただかせ』が行われます。
国宝 本尊十一面観音菩薩立像 、国宝 絹本 阿弥陀三尊及び童子像 特別開扉