鎌倉時代に「造東大寺大勧進」として大仏殿をはじめ東大寺の伽藍を復興され86歳でその生涯を終えられた俊乗房重源上人の御忌にあたる法要。
この日は俊乗堂が特別公開され、国宝・俊乗上人坐像や、快慶作と伝わる阿弥陀如来像を拝むことが出来る。
「裸のお地蔵さん」として知られる秘仏地蔵菩薩立像が特別開扉されます。
120人程の僧侶や関係者が二月堂の湯屋で身を清め、年に一度の大仏さまの御身を浄める行事「お身拭い」を始めます。
そのあと、大仏殿の消防設備の放水訓練も行われます。
19時から21時まで特別に夜間拝観ができます(無料)
大仏殿のまわりに2500基ほどの灯籠が並べられる
また大仏殿正面の観相窓が開いて、大仏さまのお顔が灯火に浮かび上がるさまを参道から拝んでいただくこともできる。
毎月17日は観音様の縁日で、特に旧暦8月17日は十七夜と呼ばれ各地の観音霊場で様々な法要や催しが行われてきました。
東大寺の二月堂でも、毎年9月17日、堂内に万灯明をともし、本堂周辺にも万灯籠を配置して十七夜の法要をお勤めしています。
夕刻には二月堂本堂周辺に500基前後の願い事や絵を描いた万灯籠が配置されます。
盆踊りは18半から二月堂下の広場で行われ、自由に参加できます。
春日王の病気平癒のため、この神社に第一皇子浄人と第二皇子安貴王が祈願の舞を奉納したのに始まるといわれている。8日の宵宮祭は、午後7時頃から同町にある翁講によって、式三番叟が演じられる。三番叟と千歳の問答に、能狂言発達以前の古い形が残っており、国の重要無形民俗文化財。
「過去」「現在」「未来」の三世諸仏の仏名を唱え、その年に犯した罪障を懺悔滅罪生善を祈る法会です。
古くは奈良時代に宮中で仏名を唱える法会が行われたと伝えられています。
二月堂本堂正面の局から格子越しに聴聞・見学できます。
御祈願をご希望の方はその年の11月末日までに二月堂へお申し込みください。
一年間仏様につもった埃を払います
東大寺大仏殿(元旦)
元旦の0時より大仏殿中門を開扉。1日の8時まで無料で参拝できる(元旦のみ)。
また、大仏殿正面の観相窓が開かれ、そこから大仏さまのお顔を参拝することができる。
これは8月15日の万灯供養会の夜とこの日の、通常年2回だけ。
中門の基壇上から見上げるとちょうど窓の中に大仏さまのお顔を拝むことができる。
東大寺上院二月堂
除夜の頃から周辺の石灯籠にも点火される。
(大仏殿参道鏡池南の常夜灯から二月堂周辺に至るまで約135基、この他電灯の入った灯籠もあり)
元旦は0時より、本堂で観音経の読誦が行われる。
また、この時から3日間、二月堂内では万灯明を灯している。