慈光院について

大和郡山市小泉町にある寺院。小泉藩主・片桐貞昌(石州)が父・貞隆の菩提寺として創建した。

石州は石州流茶道の祖として知られる。四代将軍徳川家綱の師範役をつとめたため、石州流茶道は江戸時代の武家社会に大いに流行した。玉石を敷いた参道を通ると茶室と書院(ともに重要文化財)が現れる。茶室は石州の造った中で現存する唯一のもの。書院は江戸時代の農家風の佇まいで、天井や鴨居を低くして座ったときの安らぎや落着きを演出する。書院から望める庭園や奈良盆地の風景が大変美しく、借景の効果を十分に計算した見事な設計である。拝観者は書院にて一服のお茶を戴ける。境内や風景の様子は慈光院公式サイトにて写真で見ることができる。


正式名称 慈光院
宗派 臨済宗大徳寺派
本尊 釈迦如来
所在地 奈良県大和郡山市小泉町865番地
電話番号 0743-53-3004
公式サイト http://www1.kcn.ne.jp/~jikoin/

付帯情報

交通案内 JR大和小泉駅から近鉄郡山駅行きバス「片桐西小学校」下車、徒歩約3分
近鉄郡山駅から法隆寺行きバス「片桐西小学校」下車、徒歩約3分
MAP
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駐車場情報 無料:普通車25台
車椅子による見学
拝観・開館時間 9:00~17:00
見学所要時間 30分
休日・休館
料金 1000円(抹茶つき)
備考