唐招提寺について
唐招提寺は奈良市西ノ京に位置する寺院。
唐招提寺は唐僧鑑真が759年に開いた戒律の道場。鑑真は仏教者に戒律を授ける伝戒の師として日本に招請された。5回の渡航計画の失敗を経て、6度目にしてようやく来日に成功した時には既に齢66歳となっていた。753年、東大寺に戒壇を築き多くの仏教者に授戒を行った。東大寺で五年間を過ごした鑑真は、西ノ京の地にあった新田部親王の邸宅地を賜り、そこを戒律の修行道場に改築した。これが唐招提寺の始まりである。講堂、経蔵、宝蔵のほか、鑑真入滅後に弟子の一人であった如宝によって金堂が完成する。現在もこれら国宝建造物が天平の息吹を伝える貴重な伽藍となっている。境内の御影堂には、秘仏・鑑真和上坐像が安置され、毎年鑑真入滅の6月6日を挟む3日間だけ特別公開されている。
付帯情報
交通案内 | JR 奈良駅 六条山行バス17分 「唐招提寺」下車すぐ 近鉄 西ノ京駅 徒歩8分 |
MAP | 大きな地図で見る |
駐車場情報 | 駐車場 120台 大型バス:2,200円 マイクロバス:2,000円 普通車:500円 二輪車:100円 |
車椅子による見学 | |
拝観・開館時間 | 8:30~17:00(受付16:30まで) |
見学所要時間 | 60分 |
休日・休館 | |
料金 | 大人:1000円(800円)中高生:400円(320円)
小学生:200円(160円) ※()内の数字は30名以上の団体割引料金 |
備考 |