頭塔について
奈良市高畑町にある土製の塔。盛土の表面を石で覆い、東西南北に44体の石仏を安置する、日本では稀有な仏塔である。
【奈良のピラミッド】
奈良時代の僧・玄昉の頭を埋めたとも伝えられることから「頭塔」と呼ばれる。1辺30mの方形で高さ10mの7段構成で、その形状から「奈良のピラミッド」とも。東大寺南大門の南へ950mのところに位置しているが、住宅街の真ん中にあるためかなり近づかないと目視できない。周囲に建造物の無かった当時には東大寺参道の目印とされたともいうが、造られた正確な理由はわからない。国の史跡に指定されており、石仏は重要文化財。見学の際には近隣の「仲村表具店」か「ホテルウェルネス飛鳥路」に鍵を開けてもらう。仲村表具店さんにお願いされる場合は前もって電話で予約してお越しください。
付帯情報
交通案内 | JR・近鉄 奈良駅 市内循環バス 破石町下車すぐ |
MAP | 大きな地図で見る |
駐車場情報 | なし |
車椅子による見学 | |
拝観・開館時間 | 09:00~17:00 |
見学所要時間 | 15分 |
休日・休館 | |
料金 | 300円 |
備考 |